司法書士の研修について
今回は、司法書士の研修についてお話しします。
司法書士は、資格を取得するときだけでなく、取得して司法書士となってからも、研修等で日々勉強に励んでいます。つい先日、神奈川県司法書士会主催の研修に参加しました。
内容は「渉外相続登記」という、被相続人や相続人が外国に居住する日本人だったり日本に居住する外国人のときにする登記についてです。
日本に居住する日本人には当然のように役所から発行される書類が発行されなかったり、外国籍の方は相続の際に適用される法律が日本の民法ではないケースもあるため、具体的にどのように手続きするかは、特別な知識が必要となります。
私は、昨今言われている「グローバル化」によってこのような登記が必要だと思っていましたが、過去に日本とアジア諸国がたどってきた歴史によっても必要とされているんだということを初めて知りました。
単に登記手続きだけでなく、そのバックボーンを知ることはお客様と接するためには必要不可欠ですので、有意義な勉強だったと思います。
これからも私たち司法書士は、お客様によりそってご要望にお応えすべく研鑽してまいりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。
それでは、また。