今回は、司法書士の研修についてお話しします。
司法書士は、資格を取得するときだけでなく、
取得して司法書士となってからも、研修等で日々勉強に励んでいます。 😛
つい先日、神奈川県司法書士会主催の研修に
参加しました。
内容は「渉外相続登記」という、
被相続人や相続人が外国に居住する日本人だったり
日本に居住する外国人のときにする登記についてです。
日本に居住する日本人には当然のように役所から発行
される書類が発行されなかったり、外国籍の方は
相続の際に適用される法律が日本の民法ではないケースも
あるため、具体的にどのように手続きするかは、
特別な知識が必要となります。
私は、昨今言われている「グローバル化」によって
このような登記が必要だと思っていましたが、
過去に日本とアジア諸国がたどってきた歴史によっても
必要とされているんだということを初めて知りました。
単に登記手続きだけでなく、そのバックボーンを知ることは
お客様と接するためには必要不可欠ですので、有意義な勉強
だったと思います。
これからも私たち司法書士は、お客様によりそって
ご要望にお応えすべく研鑽してまいりますので、
どうぞ、よろしくお願いいたします。 😀
それでは、また。