特別縁故者とは? 2014/03/03

こんにちは!司法書士の森下です。

 

今日は、特別縁故者についてお話しします。

 

まず、相続人が1人もいない場合や存否が不明の場合には、

相続財産は法人とみなされます。

そして、家庭裁判所により選任された「相続財産管理人」が、

被相続人(亡くなった方)の債務を支払う等して清算を行った後、

家庭裁判所の相続人を捜索するための公告で定められた期間内に

相続人である権利を主張する者がいなかった場合、

家庭裁判所は、相当と認めるときは、被相続人と「特別の縁故のあった者」の

請求によって、その者に清算後残った相続財産の全部又は一部を

与えることができます。

つまり、家庭裁判所に「特別縁故者」として申立を認められれば、

相続人でなくても財産を受け取ることができます。 🙂

 

具体的には、

1.一緒に生活をしていた内縁の夫や妻

2.事実上の養子

3.病気の看護を尽くした人

等が、特別の縁故のあった者として認められます。

相続人がいないと確定してから(相続人を捜索するための公告で

定められた期間の満了後)3ヶ月以内に家庭裁判所に申立をする事が

必要となるので注意しましょう! 😛

ちなみに、特別縁故者もいない場合、残った財産は国庫に入ります。

国のものになってしまうんです。 😐

 

特別縁故者が相続財産を受け取れるまでに、とても長い時間がかかります。

こういう時こそ、「遺言書があったらな・・・」と思います。

遺言書があれば、

相続財産管理人が受遺者(遺贈を受ける者として遺言によって指定された人)に

相続財産の中から分配できるんです。

 

 

森下法務事務所