成年後見制度  後見・保佐・補助とは? 2014/07/30

司法書士の森下です。

 

今日は、成年後見制度についてお話しします。(*^o^*)

 

成年後見制度には、「法定後見制度」と「任意後見制度」の二つがあります。

今日は、法定後見制度についてお話しします。

 

法定後見制度は、支援を受ける本人の判断能力の状態によって、

①後見 ②保佐 ③補助 の三つの支援制度があります。

 

判断能力の違いは、

①後見

判断能力の減退程度が「重度」の者

精神上の障害により「判断能力を欠く常況」にある者

例えば、しっかりしている時がほとんどなく、契約の際や財産の管理において

常に本人の代わりに判断する人が必要で、本人がした契約についても、

原則いつでも取り消せるようにしておく必要がある場合は、後見になります。

 

②保佐

判断能力の減退程度が「中度」の者

精神上の障害により判断能力が「著しく不十分な」者

例えば、しっかりしている時もあるが、契約内容をよく理解できない事が多く、

間違って契約してしまうおそれがある場合は、保佐になります。

 

③補助

判断能力の減退程度が「軽度」の者

精神上の障害により判断能力が「不十分な」者のうち、

後見や保佐の程度に至らない軽度の状態にある者

例えば、通常の行為は自分で行うことができるが、最近、物忘れが多くなり、

重要な行為については支援が必要な場合は、補助になります。

 

このように、判断能力がどの程度あるかによって、後見・保佐・補助に分けられます。

その判断は、本人や家族がするわけではなく、医師の診断になります。

 

本人を支援する人は、

①後見の場合は、成年後見人

②保佐の場合は、保佐人

③補助の場合は、補助人

と呼ばれます。

 

次回は、成年後見人・保佐人・補助人は本人をどのように

支援してくのかをお話しします。

 

森下法務事務所