遺言書の検認その1 2014/04/21

こんにちは、司法書士の早川です。

 

今回は、自筆証書遺言が見つかったあとの手続きである

「検認」について、改めてお話しいたします。

 

検認とは、遺言の存在や内容を知る機会であると同時に、

遺言書の状態を確認して、その後偽造を防ぐための手続きです。

この手続きがないと、その後、不動産の名義書換や金融機関での

手続き(遺言執行)をすることはできません。

ただし、その遺言が有効なのか無効なのかは、この手続きでは

判断されないことになっています。

 

では、さっそく、手続きの流れをお話しします。

 

検認するにあたって、まず最初にすることは必要書類を

集めることです。

必要書類を簡単に書くと、

①相続人を確定するための戸籍謄本一式
(被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本など)

②相続人全員の戸籍謄本

です。

 

次にすることは、申立てする人が申立書を書くことです。

申立てできる人は、相続人はもちろんですが、

遺言書を保管していた方なら、相続人ではない第三者でも

申立てすることができます。

 

最後に、裁判所が必要としている収入印紙と郵便切手を用意します。

 

以上を家庭裁判所に提出すれば、申立て完了です。

申立てする家庭裁判所は、被相続人の方の最後の住所地を

管轄する家庭裁判所に提出します。

 

もちろん、ご依頼いただければ、当事務所で必要書類を

全て取り寄せして、家庭裁判所に提出することができますので、

ぜひ、ご相談くださいね。

 

申立てが完了したら、家庭裁判所から実際に検認する日を

決めるために申立人に連絡がきます。

連絡が来てからの流れは、また次回にお話しましょう。