星新一「おーい、でてこい」 2012/10/01

司法書士の森下由美です!

 

福島原発問題を考える時、いつも頭に浮かぶのが、

星新一の「おーい、でてこい」です 🙂

 

 

ストーリーは、

ある日ある村に突然出来た深い底なしの穴に、生産することだけ考えていて、

その後始末は誰も考えていなかった人間たちは、これ幸いとばかりに

都会のゴミや工場の排水や発電所の放射性廃棄物など、

物を生産することで発生した不用なものをどんどん捨てていくという、

公害、生態系の破壊、大量消費社会について書かれているSF小説です。

 

 

 

「おーい、でてこい」の発表は1958年。

この時に、今の私達が抱える問題について小説で書いていたのです。

星新一には、50年後の日本が見えていたのですね 🙄

 

 

 

問題を先送りしていると、その時は問題とならなくても、

いずれ大問題になって我が身に降りかかってきますよと警告しているかのようです。

悪い行いをすれば、悪い報いがある・・・。

因果応報という事ですね 🙁

 

 

SF小説は近未来を予想して書かれている作品も数多くありますが、

さすが星新一です。

 

 

大人になってから、子どもの頃に読んだ小説を読み直してみると、

作者が伝えたかった事が、子どもの頃とは違った感覚で伝わりますよ。

 

最後の場面で小さな石ころが落ちていった情景、

その静かな恐怖とも言うべき現実が、鳥肌が立つほど理解できました・・・。

 

 

星新一のように、50年後の日本をイメージできますか?

 

家庭で使う電気は、太陽光等の自然の力を利用して自家発電できるようになり、

 

「大昔は、電気って買うものだったんだね。」

 

「原子力で電気を作っていた時代もあるんだね。」

 

希望的観測を込めて、こんな未来はいかがでしょうか? 😀

 

 

興味がある人は、読んでみて下さいね!

 

「ボッコちゃん」の中に「おーい、でてこい」は入っています。

 

ぼっこちゃん

星新一 「ボッコちゃん」 新潮文庫

 

それでは、また!

森下法務事務所